FPS。正式名称をFirst Person Shootingという。自分の「目線」から見た景色をメイン画面とするゲームを指し、有名な物では「DOOM」「Battle Field」「Call of Duty」と海外製品が主で、日本では、有名とは言えないがWiiの「メトロイド」が、辛うじて挙げられる。
FPS最大の特徴は「自分自身が見えない事」。これに比べ、自分の全身をその背後から見てプレイするゲームを「TPS(Third Person Shooting)」と言い、有名な作品として「Gears of War」「バイオハザード4」「メタルギアソリッド4」が挙げられる。
これらFPSゲームがからっきし苦手な私だが、その理由は
酔うから。TPSは平気なのだけど、FPSは1時間が限界。これを過ぎると頭がオーバーヒートし、胃液の味を知る。こうなってしまったら冷えピタをおでこに貼って、水をガバ飲みして横たわり、数時間ほど冷却処理を施さなければならない。
このままではいけない。そう思ったのは去年だった。
色々なサイトを見ていると、Gears of Warが面白いだの、BIO SHOCKは神ゲーだ等と、洋ゲーの話題を目にする機会が増えてきた。しかもそれらの殆どがFPS。最近発売される日本製ゲームは、DS主体でいつでも気軽に遊べる代わりに、内容が浅い「お手軽物」が多勢を占めているので(全部とは言わない)、これからもゲームを楽しみたいのならば、洋ゲーも抵抗無く受け入れられる状態にしなければならない、とは思っていた。…思っては、いた。
しかし私にとって洋ゲーは酔うゲー。BF2(Battle Field 2)とかCoD3(Call of Duty 3)とかメトロイドとか。そりゃもう色々とプレイしてはみたが、酔いに慣れるばかりか逆に冷却時間が延びるという、散々たる結果に終わった。これらの試みは、全て今年春に行ったものであり、それからはTPSや二次元物ばかりの日々を過ごす。
XBOX360を買うまでは。
XBOX購入3日目、BIO SHOCKを買う
↓
酔って寝込む
↓
XBOX購入5日目、BIO SHOCKを売る
何も成長していない…。何も…成長して…ない…!!
しかし、私は今「Call of Duty4」にハマっている。何故か。いきさつはこうだ。
先週、週刊ファミ通(ゲーム雑誌)を買った。そこには私のお気に入りコーナー「桜井政博のゲームについて思うこと」が掲載されているからだ。
ファミ通レビューではないのかって?あんなアテにならないコーナーは、とっとと潰れてしまえばいい。人の数だけ面白さの定義があるのに、それを点数化する行為は失笑に値する。
この桜井さんはどんな人なのか。最近ではWii「スマッュブラサーズX」を作った、現場で一番偉い人だ。本当に一番偉い人は「エグゼクティブプロデユーサー」である、任天堂の岩田社長なんだけどね。ちなみにこの人は「カービィ」シリーズも手がけており、桜井さんが介在したゲームのバランス調整は、そのことごとくが秀逸であることが、もっぱらの評判となっている。
また、コラム中に「キャラクタを実際に動かすスピード調整は、実際に人が走ったときのスピードに換算している」等、ゲーム開発に関わるノウハウも小出しに掲載したりするので、少年期、ゲーム作りに専念していた私は、読んでいて色々な所がビシビシと刺激される。
そんな人が今回掲載していた内容が、私のvsFPS再戦のトリガーとなった。洋ゲーコラムのコーナーと合併だったが、そこで須田さん(最近ではWii「零・月蝕の仮面」開発に加わったゲームクリエイター)との対談で「CoD4(Call of Duty 4)は面白い」と二人揃って絶賛していたのだ。
特に「あるステージはヘリの中から始まるが、そこには既に息絶えた兵士がいて、遠くには原爆のキノコ雲。兵士を助けようとしたら視界が薄れていき…。ヘリから脱出するのが正解だが、本当に世界オワタと思った」という感想が、私にトドメを刺した。
数日後。
それをどこで知ったのか、アマゾンから「Call of Duty 4 Game of the Year Special Edition for XBOX360」が送られてきた。流石amazonokだ。
早速夢中でプレイし、どこまで行ったかわからないが、計7時間超も没頭してしまった。嬉しかった。FPSでこんなに長時間遊べるようになっていたとは思わなかったからだ。そして、なぜこれまで苦手だったのか。その理由が、おぼろげながら見えてきた。
まず、
「
FPSは画面がそこそこ大きい方が酔いづらい」。
PCモニタ(19'ワイド)でプレイすると頭痛がしたが、テレビ(37'ワイド)でプレイしたら、それほどでもない。
次に、
「
振り向く方向をカスタマイズ出来ると酔いづらい」。
BIO SHOCKは、振り向く方向をカスタマイズする機能がゲーム側では全く用意されていない。この為向きたい方向とは逆に向いてしまうことが多々あり、これが酔う。CoD4の場合は上下/左右どちらもカスタマイズ出来、とても助かった。
尊敬する人が絶賛したゲームだから、というのもあるが、本当に楽しい。このゲームはどんなシーンが用意されているのか、ちょっと書いてみると
・遠距離からの狙撃ライフルでも1秒弱かかる距離の敵を狙撃する。風向きも考慮しなければならない。当たり判定がちょっと残念(どこに当てたとしても、ストーリーの都合上一部に当たったことになってしまう)だが。
・狙撃の順番や同時狙撃が必要だったり二人が前・後ろに配置して歩いている場合、後ろから狙撃しなければ気づかれたり、二人で共同作業(ケーキ入刀じゃないよ)している場合は、相棒というか先輩キャラと、同時に二人を狙う必要があったり。
・操作対象が替わる今まで地上で行動していたが、そんな彼らを次のステージでは護衛機に乗って上空から護衛、寄ってくる敵を榴弾砲で撃破。ふははは!(ふっ飛ぶ敵が)まるでゴミのようだ!
・負傷した味方を抱えて、脱出地点まで走ったりその直後、助けた味方(♀)は爆風に巻き込まれてあっけなく死んでしまうんですけどね(核爆)
いや、笑ってないよ?笑ってない。本当に核爆なんですって(核爆)
・無駄に対戦車ミサイル(ジャベリンと言う)使った直後に死んだら「ジャベリンの弾、8万ドル」とか画面に表示されるし。その度に「これ一発売れば約960万円(1$120円換算)…ゴクリ」。
・しかもD5画質これも驚いた。パッケージ裏の解像度表示にD5(1920x1080ピクセル)の文字。殆どのXBOX360ソフトがD4(1280x720ピクセル)までなのに。おかげでフルHDな俺歓喜。でも、D4とD5の違いが肉眼で確認出来ない俺涙目。
・そしてとどめの「EASYモード」。これで小学生でも遊べます。RPG(ロケットランチャー)直撃でも死にません。あ、15歳未満はプレイ非推奨です(CERO C指定)。だから私のようなFPS初心者にも心地よい難易度だった。
ごめんなさい嘘です難しいです。死にまくる事が多々あるけど、一晩寝たらクリア出来そうな雰囲気なので、尻込みせずぜひプレイを。少なくとも私には行き詰まったステージが今のところ無い。
という訳で、ヴェスペリアも中断、アイマスも中断、Wiiウェアで落としたグラディウスReBirthも中断、オブリビオンも中断。
なんてこったい。
ところで、追加マップが落とせない。同梱のキーコードが印刷された紙の手順だと
1. CoD4サイトにアクセス
2. 国と言語を選択
3. 印刷されているキーコードを入力
4. 出てきたコードをXBOX360上で入力
なんだけど、CoD4サイトが現在、キーコード入力を受け付けていない。そこで日本の販売元であるアクティビジョンジャパンにTelしてみた。
「現在復旧中ですので暫くお待ち下さい」だそうだ。
通常版との価格差が数百円だから、もしかすると、泣き寝入りかも知れないOrz
XBOX360で、追加マップ登録の件。どなたかご存じでしたら教えて下さい。
という訳で、今は追加マップ付きCoD4を買わないように、気をつけてね!というお話でした。
ps.この日クリアした!出来ると思わなかった!
ピストルでの狙撃は、本当にドラマだよ。素晴らしいドラマだった。
心の底から「本当に、終わったんだな…」と思ったよ。
ちょっと、頭が痛い。やっぱり酔いは、残るっぽい…////